こんにちは。管理人のFumiyaです。
私は過去に、スキルアップを目的とした転職を3度経験しています。
その上で、これから就職・転職する方に一番伝えたい事。
それは「就活・転職は自己分析が9割を占める」であり、知っておくべきなのは「やりたくないこと」と「できないこと」です。
1.「やりたくない」「できない」から逃げるための自己分析
自己分析では、とことん自分の弱点を探す事をおすすめします。これは、私の就職・転職失敗の経験から、強く感じたことです。
そして弱点を知った上で、その脅威から逃げる姿勢が必要。詳しく説明します。
「やりたくない」&「できない」は、病みルート
仕事では、常に高いアウトプットを求められます。そのために、自分のスキルアップが必要不可欠。
「やりたくない」「できない」の2要素を持っている事は、そもそも継続が出来ません。そして継続が出来ないと、それに対するスキルが向上しません。
『この仕事は出来ないからやりたくない。けど、やらないと…』と自分を追い込み、やりたくないけど強制的にやらされる状況が続くわけですね。自分の中で、気持ちと行動が一致していない状態に陥ります。
短期間なら良いですが、「コレが40年と続くのか…」と考えた時に、ふと辛くなって、精神を病むというパターンが多いです。
「やりたい」&「できる」ことは、勝手に伸びる
逆に、この2要素揃っていることであれば、スキルは勝手に伸びていきます。
やること自体が楽しければ学ぶことも多いし、学んだ結果を反映して更に「できる」が加速することも気持ちいいはず。趣味を突き詰めたらプロになっちゃった人とかはこのパターンですね。
でもそんな仕事は激レア。だから”逃げる”
でも、会社から与えられる仕事が「やりたい」&「できる」パターンは極稀です。
だから、最低限自分の体を壊さないためにも、「やりたくないこと」や「できないこと」からは逃げる事が一番重要。仕事のために生きているわけじゃないんだし!
流れは、自己分析 → 職種決定 → 企業選定
自己分析さえ出来てしまえば、自分がどんな職業をするべきか、逆にどの職業をしてはいけないかが、自ずと見えてきます。
その結果から、職種(事務?現場?営業?)を決めていき、最後に企業選定に入るのが良いかと思います。
結構、逆にしてる人が多いのが悲しいところ…
2.就職・転職の失敗パターン(体験談)
ここから先は、経験談の自分語りです。興味のない方は《3.まとめ》まで飛ばして下さい。
【体験1】ネームバリューで新卒就活を失敗した話
私はネームバリューで「大企業」に就職しました。いわゆる大企業病というやつでしょうか。実際、給料も福利厚生も、他と比べて素晴らしかった。
結果、考えられない程の超激務でした。毎日朝8時から22時まで働き、休日出勤も度々。毎日、お客さんと上司から無理難題を振られ、一日に一回は誰かがブチギレてるという環境。
同じ事業所に配属された同期10名のうち3人が精神を病む始末。(うち一人が僕)
後から知りましたが、当社は有名なブラック企業で、過去に何度も、パワハラや激務で自殺者が出ていることを知りました。もっと下調べしておけばよかった。
ここでの失敗は、自己分析と企業調査不足です。
私は、給料や福利厚生より、休日取得を優先するタイプでした。にもかかわらず、激務のこの会社を選んでしまったことは、自己分析と企業調査が不足していた結果でした。
【体験2】「やりたいこと」だけを最優先して転職失敗
次に、自分の趣味の写真を生かして「フォトスタジオ」に転職しました。
元々やりたい事だったので、撮影スキルはメキメキ伸びました。社内テストではほぼ満点で、受験者5人の打ち、私が唯一合格するほど、正直できる人でした。
しかし残念ながら、「接客」が出来なかった。
被写体である子供に合わせて「いないいないばあ」をしたり、オーバーリアクションを取ることがどうしても出来なかった。それ自体が非常に大きなストレスとなり、結局辞めることにしました。
この経験から「やりたくないこと」「できないこと」から逃げる姿勢の重要性を強く感じ、以降の転職では最重視するようになりました。
3.《まとめ》3度の転職から学んだ、自己分析の大切さ
改めてまとめると、
・就職、転職活動を始める前には、一番最初に「自己分析」をしよう
・自己分析では「できないこと」「やりたくないこと」を考えよう
私は就職に1回、転職に1回失敗してきました。最初の就職先から給与こそ下がっていますが、自分のことを本当によく知り、生活を豊かに出来たと心から感じています。
これから就職・転職を考える方には、自分を知ることで僕と同じ失敗をせず、素敵な会社生活を送って欲しい。少しでもこの記事が、その参考になることを願っています。
それでは。
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