
こんにちは、nonworks-blog 管理人のFumiyaです。
僕は、才能という言葉が嫌いです。そんなものはないと思っているから。
勉強や仕事をしていると、どうしても壁にぶち当たることがあります。
「あの人にできて、自分には出来ない…才能がないのかな…」
「はじめは成長出来ていたのに、最近伸びなくなった…やっぱり才能がなかったか…」
『才能』なんてものは幻想です。今日はそんな話です。
目次
1.才能ってなに?

結論から言うと、僕にもあなたにも『才能』と呼ばれる、生まれ持った特殊能力みたいなものなんて有りません。
あるのは、努力と継続による結果だけです。
『才能』のある人
人は、結果を出した人に対して「あの人は才能があった」といいます。
例えば、東大に現役合格した人、スポーツや芸事で大成した人に向かって、「やっぱり才能があるんだな」「僕にはない才能がある」といいます。
『才能』は後付けされる
結果を出した人は、必ず努力をしています。
努力した末に、結果が出れば『才能』があったと言われ、出なければ『才能』がなかったと言われてしまう。(もちろん、直接言われることはないですが)
誰も、その過程である『努力』の段階を二の次にしがちじゃないですか?
「『才能』がない」は究極の思考停止
適切な努力をした上で継続出来れば、自然と結果は出てくるはずです。
でも、自分の理想と現実のギャップは必ず出てきます。
そんな時、頑張ったのに報われなかった理由として『才能』が使われます。
「やっぱり、私には『才能』がなかった!!」
才能という言葉にすがるのはもう辞めて、「努力」を「継続」させる力を身につける事に注力することが結果を生む事に、気づくべきだと思います。
2.間違った努力の仕方

努力の仕方が間違っていると、結果が出るのに時間がかかり、モチベーション低下します。
努力の仕方が間違っている人は、
②親・先輩・上司の助言を聞いてしまう
③方法を一貫して変えない
であることが多いです。
①先人の「行動」をコピーしない
自分流の方法で結果を出すことは非常に難しいです。
その道のプロが近くにいれば、その「行動」のコピーから始めましょう。
学校だったら「頭のいい人」の、ノートの書き方、勉強時間、タイミング…
会社だったら「仕事のできる人」の、電話・メールの文章、タイミング、話し方…
ここで重要なのが、「コツを本人に聞いては駄目」ということ!
次で説明します。
②親・先輩・上司の助言を聞いてしまう
「助言」というのは、その人の経験から出る言葉です。
プロと自分では躓くところも違えば、考え方、向いている方法も違います。そのため、先人の助言を鵜呑みにしても、恐らく失敗します。
先人から学ぶ時には、「行動を真似るだけ」にして下さい。
真似た結果、自分のやりやすい方法を見つけ、少しづつオリジナルにしていく事が、正しい努力です。
③方法を一貫して変えない
自分のレベルが上がるにつれて、これまでのやり方では通用しないところが出てきます。
その時「自分はこのやり方でやってきたんだ!今回も行けるはず!」と頑なになってはいけません。
敵に合わせて、方法は微妙に変化させていかなければいけません。
3.継続を続ける方法

実は、「続けること」が一番難しい。結果が出るか、よくわからない闘いだから。
山登りで例えると、
上り坂にはなっているけど、頂上は霞んで見えない。しかも、たまに下り坂や落とし穴がある…ホントに頂上なんてあるの?? ですね。
そんな状況でも、継続し続ける方法があります。
②他人と比較しない
③親・先輩・上司の言葉を聞かない
①結果で判断しない
結果だけを見ると、途中で絶対萎えます。どれだけ登っても、頂上が見えない。
でも、一度立ち止まって振り返ってみましょう。
随分高いところまで来ていることに気付きます。頂上は見えないけど、いつか到着するような気がしてきますよ。
理想と現実を比べるのではなく、過去と現実を比べる事が、モチベーションを下げないコツです。
②他人と比較しない
山を登っていると、自分より早く登る人が目に付きます。
なかなか追いつかず、気持ちが萎えがちです。
そんな時、必ずあなたの目的を思い出して下さい。
「誰かに勝つこと」ではなく、「頂上にたどり着くこと」なはずです。
「早く登れる人から新たにコツを掴んで、自分の糧にすればいい」ぐらいの気持ちで臨んでいけば、比較が無駄ということにすぐ気付きます。
③親・先輩・上司の言葉を聞かない
実は、身近な所に敵が多い。
始める前から「そんなのお前には無理だ」といい、結果が出るのに時間がかかれば「もう諦めろ!」「お前には才能がない!」
山に登ろうともしない人の声なんて、全無視でいいです。
そのうち聞こえなくなります。
同じ山を登っている人の登り方をひたすら観察しながら、少しづつ歩みを進めましょう。
4.努力を継続すれば、必ず結果が出ます

この記事で伝えたいことのすべては、コレです。
『才能』という曖昧なものを逃げ道にせず、愚直に『努力』を『継続』していって下さい。
ここで言いたいことは終わりますが、少し例を思いついたので、暇な人は読み進めてみて下さい。
はじめから歩ける赤ちゃんはいない
居たら怖いですよね。
でも、努力と継続のプロセスは、赤ちゃんが歩ける様になるのと似ています。
赤ちゃんは、何度も転びながら歩き方を研究し、途中でずり這いやハイハイを経て、少しづつ歩けるようになります。
歩けない自分に『歩く才能がない!』と言い訳もせず、知り合いの赤ちゃんから「歩き方のコツ」を聞いたわけでもなく。
歩けない赤ちゃんに絶望する親も居ない
他の子より歩き出しが遅い我が子に向かって、「うちの子は歩く才能がない!」ということはないでしょう。
いつか歩き出す我が子を信じ、精一杯応援するはずです。
歩こうとする赤ん坊、それを信じる親 になりましょう

なにかを志す人は、愚直に結果を求める赤ちゃんを見習いましょう。
周りの人は、ひとり立ちを信じ、最大限の支援をしながら経過を一緒に喜ぶ、親になりましょう。
そうすれば、『努力』と『継続』から、結果が得られる様になるはずです。
出典
この記事は「才能の正体-(著)坪田 信貴 」を参考に記載しております。Kindleから読むことも出来ますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
(坪田 信貴 さんは、あの有名な「ビリギャル」の作者でもあります。)