こんにちは、nonworks-blog 管理人のFumiyaです。
僕は過去にフォトスタジオに勤務し、プロの写真撮影について技術を学びました。
カメラの細かい知識はなくても、コツさえ掴めば人とは違ったオリジナリティー溢れる写真を撮ることが出来ます。
今回はそんなテクニックの一つ「視点を変えてみる」を説明します。
視点を変える とは?
読んで字のごとく、“被写体を多方面から撮影してみる”こと。
例えば、下の写真を見て下さい。
超有名な大阪の観光地/太陽の塔です。
太陽の塔、と言われてパッと思い浮かぶモノは、殆どの人がコレだと思います。
プロの写真がかっいいのは、「今まで見たことない景色や表情を見せてくれるから」だったりします。
もちろん、写真は物理的・科学的な要素も加わって出来上がるものなので、視点を変えたぐらいでプロにはなれません。
でも、王道の視点から少し脱するコツさえ掴めれば、”普通の人”から”面白い写真が取れる人”にレベルアップするのは難しくないです。
違う視点を見つけるコツ
違う視点を見つけるために、私が大切にしているポイントがあります。
詳しく見ていきましょう。
風景写真の場合:人が集まっていないスポットを探す
どの観光地にも”王道撮影スポット”があり、人が列を作って撮影待ちしていますが、そこは一旦無視しましょう。
そして、人が集まっていない撮影スポットを探し、撮影してみます。
この時、撮影した写真をちょっとだけ分析してみて欲しいです。
「自分の撮影したスポットはなんで良かったか(または悪かったか)」
コレを繰り返していくと、「あ、あのアングルから撮るといい感じになりそうだな」って感覚が自然と生まれ、人と違う写真が撮れるようになります。
小物(花など)や動物撮影の場合:人目線で撮影しない
例えば、地面に咲く花を撮影したいとします。
普通、人間は花より大きいので、花を見下ろすのが「人目線」です。
写真も同じように上から撮るといつまでも「人目線」に留まり、面白い写真は撮れません。
参考までに、私はよく「虫目線」「子供目線」を使っています。
◎虫になって、花を見上げてみる
◎子供になって、動物と同じ目線の高さになってみる
さいごに
いかがでしょうか?
そんなに難しくないテクニックですが、プロが大事にしているポイントをまとめたつもりです。
とにかく大切なのは、“自分らしさを見つける事”にあります。
誰のものとも違う、あなただけの一枚を探して下さい。
それでは!
作例のいくつかは、私のInstagramにありますので、参考にしてみて下さい。